Z;\>hoge.exe > log.txt
このようにすると、標準出力がファイルにリダイレクトできます。
ところが微妙に複雑な仕様があるらしく、若干うまくいかなかったのでメモ。
状況
普通に実行すると、標準出力にテキストを色々吐くプログラムがあり…
Z;\>hoge.exe I love beef! I love pork!ファイルにリダイレクトすると、出力されないものがある。どういうこっちゃ。
Z;\>hoge.exe > log.txt Z;\>type log.txt I love beef!
解明
テスト用のソースコードは以下。リダイレクトしなかった場合の出力: (実際には微妙な色で装飾される)
GetConsoleScreenBufferInfo: OK SetConsoleTextAttribute: OK I love beef! WriteConsole: OK I love pork! WriteFile: OK
リダイレクトした場合にファイルに書かれる内容:
I love pork! GetConsoleScreenBufferInfo: NG SetConsoleTextAttribute: NG WriteConsole: NG WriteFile: OK
- ファイルにリダイレクトされた場合、Console関係の関数は失敗する
- WriteConsole
- GetConsoleScreenBufferInfo
- SetConsoleTextAttribute
- WriteFileはリダイレクトの有無にかかわらず成功する
- (w)printfはリダイレクトの有無にかかわらず成功する
そういう挙動が嫌なら、WriteConsoleは使わずにWriteFileを使うのがよさそうです。着色のために呼ぶConsole関係の関数が失敗しても、気にせずWriteFile。
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