おしながき (予定)
- Network Maniacs vol.7 [準新刊] 300円
- TCPより高速な内部ネットワーク向けトランスポート層プロトコルAeronと、そのライブラリ使用法の紹介
- Network Maniacs vol.3 [既刊] 400円
- 本当は怖いTCP (受信周りの話)
- ネットワーク向けツール紹介
執筆状況について
今回、執筆に充てられる期間が十分あり、予定通りTCP周りの総集編の組み立てと技術調査を行い、3月頭には予定通り、がっつり書く準備が出来ていました。遊んでいたソシャゲも2本切って、余計なことに時間を使わないための覚悟も万端。ただ、結果からいうと1ページも書き上がらなかったのです。元々、執筆時には「こんなもの誰が読むんだ…」という負のモチベーションに包まれてしまうタイプで、それがイベントに出るたびに、その場で会話したり既刊の感想をいただいたりでテンション爆上げして、そのエネルギーを思い出しながら引っ張っていました。それが、冬コミに出ず、DevBooksが残念なイベントになってしまったことで、もはや前に進める状態に持っていくことが出来なかったようです。同時期に親父がぶっ倒れてしまったのも、不幸なタイミングでした。
このメンタルが改善されなければ、技術系サークルとしてもこのまま終了となるかもしれません。夏コミには別のジャンルで申し込んでいるので、そこでまず同人活動としての自信を取り戻せるとよいのですが、こういう時に限って抽選落ちるんだよなあ。
Devbooksのことをもう少し
直後に書いた当たり障りのない話よりもうちょっと細かく書き残しておきます。このイベントは、長時間構えていた割に全然人は来ないし、来ても即売会と違ってまず大半が買い物をする気がない、取り付く島もないという感じでした。これは、デモを用いた宣伝に徹するくらいしか用途がないなあという話を、その晩の飲み会ではしたような。
デブサミは素晴らしい講演が多いイベントですが、意欲のある参加者は講演を渡り歩く+移動時間で精一杯で、本の販売コーナーなんて行きませんよね。自分がカンファレンスに参加する場合もそうです。また、書籍販売部屋で見かけた参加者は意外と年齢が高めで、細かい技術への興味が高くはなさそうでした。隣のプロマネ系の本を出していたサークル(だけ?)はそこそこ人が来ていたように思いますが、逆にそういう感じです。
大局的な話題を出すべき場所に、とてもマニアックな話題の新刊を当ててしまったのが失敗と言えますが、そもそもうちの存在意義からして、ライトに寄せるといってもTCPくらいまでが精一杯…
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